AGAは食事で改善できる|糖質制限で髪の毛を増やす!

糖尿病治療による糖質制限で髪の毛が増えた!?

世間一般ではブドウ糖が脳の栄養素とされ糖質制限をすると頭がうまく働かなくなるなどの弊害があるというように言われている事もありますが、脳の栄養がブドウ糖だけというほど、人間の身体は単純なものではありません。
現在は糖質制限といえば某有名ダイエットでも重要視されているのでご存知の方も多いと思いますが、糖尿病の治療に大変有効な食事療法です。
糖尿病患者が糖質制限をすると、やり方にもよりますが血糖値が下がるだけでなく中性脂肪の減少や善玉コレステロール、通称HDLが増加するなどの好影響が期待できます。もちろん体重も多い人で10キロ以上の減量に成功する人も少なくありません。
しかし何より驚くべきことなのは、髪の毛に元気が戻ってくるという人が多いのです。
これはAGAの改善には糖質が大きく関係していると言える現象ではないでしょうか。

 

毛髪力復活のキーワードその1「AGE」

AGEとは日本語で「終末糖化産物」といいます。糖化って何?という方も多いでしょう。糖化はたんぱく質と糖質が結びついてたんぱく質が劣化する反応のことを指します。たんぱく質が糖化してしまうと悪玉物質が大量に生産されてしまうのです。
その悪玉物質がAGEです。AGEは老化の元凶となる物質として医療やアンチエイジングの観点から大変危険視されています。

 

AGEが身体のいろんなところに蓄積するとその部位の老化が激しくなります。糖質のとりすぎで体内のたんぱく質がゴミに置き換わるのです。たんぱく質のみずみずしさがどんどん失われ干からびていく様はまさにミイラ化現象といえるでしょう。
女性がアンチエイジングに必死なのはこのミイラ化現象との戦いなのです。しわやたるみを防ぐために日々努力している女性はたくさんいます。

 

男性は女性ほど気にしてはいない方が大半だと思われますが、ミイラ化現象が髪の毛にも当てはまる・・・そう考えると他人事ではないということが理解できると思います。
髪の毛は頭皮から生えています。頭皮にAGEが蓄積すると髪の毛への栄養や水分が十分でなくなり枯れていきます。畑である頭皮も干からびていき、毛髪力を失ってしまうのです。

 

毛髪力復活のキーワードその2「活性酸素」

人間の身体を老化させ、AGAを進行させてしまうもう一つのキーワードが「活性酸素」です。
健康に気を使っている方ならよく耳にする言葉だと思いますが、活性酸素の働きを抑えることで老化の速度も抑えることにつながるといわれています。
老化は身体がさびていく事に例えられます。人間の身体も酸化することで劣化していくのです。丁度リンゴが酸化していしまうのに似ています。
「髪が薄くなった」「白髪が多くなった」「物忘れが増えた」「肌のしみやしわが目立つようになった」などの身体の衰えは身体がさび付いてきたという事なのです。
人間が呼吸によって取り入れた酸素を利用する過程で約2%ほどの酸素が活性酸素に変わってしまいます。活性酸素は強力な酸化力を持ち、触れたものをたちまち酸化させてしまうのです。人間の身体はなぜそんな危険物質を作り出してしまうのでしょうか。
もともと活性酸素はウイルスや病原菌を退治するために作られていて、ウイルスや病原菌退治に使われなかった分の無毒化能力も人間の身体に備わっています。
しかしその機能を上回って発生した活性酸素は処理しきれずに健康な細胞まで酸化させてしまうのです。
人間の身体構造は一万年前から変わっていないといわれていますが、その時代に無かったものはありとあらゆるものが異物として認識されてしまうそうです。すなわち現代文明の作り出したもの全てが体内の活性酸素を増やす原因となっています。
活性酸素により攻撃される事で細胞が老朽化します。その細胞が頭皮の細胞だったらどうなるでしょうか。頭皮の細胞が変異したり死滅する事で毛髪にも影響が出る事は想像に難くないでしょう。

 

糖質制限で「AGE」を抑える

糖質制限とは具体的にはどうすればいいのでしょうか。
それは白米や小麦粉製品、砂糖などの食物繊維を取り除いて真っ白な食品を制限する事です。
砂糖や小麦粉を使ったお菓子などはNGです。白米よりは玄米、うどんよりはそばを選ぶなどちょっとした工夫をしましょう。
よくあるうどんなどの白い麺類と丼物のセットやラーメンとチャーハンのセットなど、麺類とご飯がセットになった食事はやめることが大事です。小麦粉を使っているのでラーメンと餃子ももちろん駄目です。
これらはボリュームがありながら低価格で抑えられ、満足感も高い食事ですが、こうした食事を好む人にAGAの方が多いので、皆さんも自身と周りの方の食事を気にしてみてください。きっとAGAの方は似たような食事を好んでいるはずです。

 

AGEは外からも入ってくる!焦げには注意!

アミノ酸と糖質を一緒に加熱する事で褐色になることをメイラード反応といいます。いわゆるお焦げです。実はこのお焦げ、AGEを多量に含んでいます。
食パンをトーストしたときの焦げ目や焼きおにぎり、たまねぎを茶色くなるまでいためるなど、焦げが食欲をそそる一因となりますが、これがメイラード反応を起こしたAGEの塊です。
AGEは糖質の過剰摂取によってのみ蓄積されるものではなく、このように簡単に外からも体内に入ってきてしまうのです。
焼く、揚げるといった高温によりメイラード反応が起きる調理法による食物の摂取を避け、「蒸す」「煮る」といった調理法で作られたものを食べるようにしましょう。
電子レンジで短時間で高温調理するものにもAGEが多く含まれます。茶色くないからOKかというとそんなこともありませんので注意が必要です。
とは言え、現代社会でAGEの摂取をゼロにすることは不可能です。大事なのは日々の工夫で通常なら100摂取してしまうところを80に抑える・・・といった事がAGA改善につながるのです。

 

腸内細菌で活性酸素を抑える

善玉の腸内細菌は強い抗酸化作用を持っています。腸を元気にすることで善玉菌が増え、抗酸化作用も強くなります。抗酸化作用が強くなれば活性差酸素の攻撃を抑え、AGAも改善に向かうのです。
腸を元気にする食物は水溶性の食物繊維を含むものがいいでしょう。海藻類やいんげん豆、小豆や大豆、ひよこ豆などの豆類やエシャロットやにんにく、ごぼう、キャベツなどにも多く入っています。
昔、わかめを食べると髪にいいといわれていましたが、活性酸素を抑えるという意味ではあながち迷信ではないと言えますね。
さらにはヨーグルトなどの発酵食品も腸内細菌を元気にしてくれます。ビフィズス菌や乳酸菌は腸内細菌を活性化してくれます。

 

また、食べ物ではありませんが、最近の何でもアルコール除菌というのも避けたほうがいいでしょう。腸内細菌は土壌菌などの仲間です。土壌菌は土の中だけでなく、人間の生活圏にあふれています。この土壌菌が適度に身体の中に入ってくることで腸内細菌が活性化するのです。
これらをアルコールでどんどん身の回りから除去していくのはおすすめできません。
極端な例ですが、ホームレスの方々はAGAの方が少ないと思いませんか?普段あまり気にしない方も機会があれば注目してみてください。彼らは土壌菌が自ずと身体に入ってきやすい生活を送っているので、実は生活環境に反して下痢や腹痛で苦しむ事も無く、多くても腹八分目までの食事のおかげで腸内環境が良好な方が多いといわれています。そのためAGAの方も少ないのです。

 

DHTをつくらないために

DHTは脱毛ホルモンとも言われています。男性ホルモンの中でも代表的なものはテストステロンですがこのテストステロンに毛母細胞の細胞膜に存在する5αリダクターゼという酵素が結びつく事でDHT「ジヒドロテストステロン」になります。AGAになりやすい人はこのDHTを産出しやすい人で、つまり5αリダクターゼの活動が活発な人ということになります。つまり、5αリダクターゼの発生と活動を抑えることができればすくなくともAGAがそれ以上進行することがなくなります。
てっとりばやく5αリダクターゼを抑制するには、皮膚科医のいるクリニックでプロペシアなどフィナステリドやデュタステリドを主成分とした医薬品を処方してもらうのが一番です。専門医を探すならこちらでAGA治療・発毛のための薄毛治療専門クリニックを紹介していますので参考してください。
ここでは食事で5αリダクターゼの抑制をするにはどうしたらよいかを紹介します。

 

亜鉛に5αリダクターゼの抑制作用が!?

亜鉛は人間にとっての必須ミネラルの一つです。5αリダクターゼを抑制するといわれており、人体の中におよそ2gほど含まれています。亜鉛は食事からとることが重要で、成人男性で一日あたり10mg、成人女性で一日あたり8mgの摂取が推奨されています。これに対し、日本人の成人男性の平均摂取量が一日当たり8.8mg、成人女性が一日当たり7.2mgといわれており、亜鉛不足がAGAに悩む人の増加の一因になっていると思われます。
最近亜鉛を含んだサプリメントをよく見かけますが、亜鉛は不自然な摂取による過剰症を起こしやすいミネラルです。急性亜鉛中毒になると胃障害やめまい吐き気などに襲われますので注意しましょう。亜鉛中毒を防止する面でも亜鉛の摂取はサプリメントなどからではなく、食事で摂取するようにしましょう。
亜鉛は牡蠣やレバー、牛肉、卵、うなぎ、玄米、納豆、煮干、ごまなどに含まれています。それぞれの食材に含まれている分量はごく少量ですので、過剰摂取の心配はありません。たとえば、玄米を主食としてごまや納豆、卵をかけて食べるなどする事で効率的に亜鉛を摂取する事がでします。

 

AGAを改善する食事のまとめ

ここまで解説しましたとおり、AGAを改善するための食事で意識する事は「糖質制限」「AGE摂取制限」「亜鉛摂取」がポイントになります。
カロリーではなく糖質やAGE、亜鉛を気にすればいいので、一般的な食事制限ダイエットよりも食事に満足感を得られますし、糖質制限により、日本人の代表的な生活習慣病である糖尿病の予防やダイエットにもなりますので、是非試していただければ思います。
毎日地道に続ける事で人前に自信をもって出られる髪の毛を復活する日がいつか来ます。あきらめないでチャレンジしてみましょう!